入れ歯の素材と種類を解説

保険診療の入れ歯には、歯科用プラスチックが使われます。総入れ歯であれば、人工歯と義歯床がプラスチックですが、部分入れ歯には「クラスプ」と呼ばれる金属製の留め金が付随します。これの素材は基本的に変えることはできません。

自費診療の入れ歯では、歯科用プラスチック以外にもセラミックやシリコーン、チタンやゴールドなど、さまざまな素材を使用できます。例えば部分入れ歯であれば、クラスプを取り除いてシリコーン素材を用いることで、見た目と装着感を改善できます。総入れ歯の場合は、義歯床の部分にチタンなどの金属を用いて薄く設計することが可能です。金属は熱伝導率が高く、食事の温度を感じやすいというメリットもあります。

入れ歯は使用する素材によって使い勝手が大きく変わる装置です。そのため当院では、金属床の入れ歯だけでも、チタン・コバルトクロム・ゴールド・プラチナといったように、素材の選択肢をたくさん設けています。そんな入れ歯の見た目や装着感、使い勝手までとことんこだわりたい方は、飯能市のやまて歯科医院までご相談ください。当院は入れ歯治療に力を入れている歯医者さんです。

今回はそんな入れ歯の素材について解説してきましたがいかがだったでしょうか。入れ歯はプラスチック製のものしかないと思われている方も少なくありませんが、実際は多様な選択肢があります。それぞれの素材を選ぶことで、異なるメリットが得られることから、患者様それぞれで最善といえるものは変わってきます。もちろん、プラスチックだけで作る保険の入れ歯が一番劣っているというわけではありませんので、それぞれの特徴を理解することが大切です。